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◇グーが我が家にやってくるまで◇


知ってる方もいると思いますが、グーを迎える前私は猿が欲しかった。
何故猿?!ってなんとなく何も考えずにただ漠然に欲しかっただけだった。
でも『猿なんてほんとに飼えるわけじゃない』と思っていたので種類を調べる事でもなく
『猿が欲しい』っていう事を楽しんでいただけだった。
そんな話をある休みの時に前まで持っていた小さい競技用のヨットが置いてあるクラブのマスターにちょっと言ってみた。
すると「猿は人畜有害だよ」と真剣なアドバイスがあった。
そう!猿は人間に近いだけあって人間の病気も移るし、猿の病気も人間に移るからやめなさい!と言われた。
心の中では『そんなに真剣に・・・・』と思っていたが、そのマスターがその当時Mシュナを飼い始めたばかりだと
いうことで写真を見せられ、色々と説明を聞きMシュナをすすめられた。
その気になったのは、私ではなくパパだった。私は何かペットは欲しかったのでワンでももちろん良かった。
帰りの車の中でこの話でもちきりになったのは言うまでもない!
帰宅してからはネットでMシュナのページを色々検索して、決まった!Mシュナ・S&Pの濃いめの女の子。
早速次の日私はペットショップ巡りをした。
でもあの当時Mシュナなんてペットショップになんか居なかった。
何件も回ってブリーダーさんから連れてきてくれるとの返事はほとんどのショップでもらったけど
持ってきたpuppyは必ず引き取ってくれ!と言われた。
1件だけ「それはお客様(私)と店側の取引ですから気に入らなければ引き取っていただかなくて結構です」
と言ったショップがあった。そこでもう頼んできてしまった。
それから10日位して我が家にグーがやってきた。




◇グーが我が家に来た◇


グーが我が家に来たのは1月のある月曜日の夕方だった。
会社からTELなんてほとんど入れないパパからのTEL。
「グーフィー来た??」「うん!来たよ!すっごく可愛いよ!」「ふ〜〜〜ん」
こんな会話を交わしてから数時間後パパ帰宅。
月曜日は会社の用事が多くてほとんど帰りは午前様だったパパが20時頃帰宅。
な〜〜んだ!早く帰れるんじゃん!!  どうやら早くグーに合いたかったらしい。
そして我が家のワンコライフが始まった。




◇グーの交配◇


グーが我が家に来て1年半ちょっと経ってお留守番ばかりのグーが不憫でお友達としてもう1頭欲しくなった。
パパに相談すると、パパはグーは気むずかしいので仲良くできるか・・と心配との事。
そこで、子供だったらOK!という事だったので交配を考え始める。
『近所にMシュナを飼っていて子供が欲しいと思ってる人がいる』と今でも仲良くしてもらってる
近所のお米屋さんに聞いた。 そこで意を決してお家を訪問。
奥さんが不在だったので御主人と少しだけ話をしてその後奥さんとも話しをし、血統書を見せ合い
近親じゃないのを確認してグーとベルの仲良しこよし作戦は始まった。
が・しか〜し、グーはベルがそんなに気に入らないのか自然交配を試みた9月は失敗。
そこで次ぎのヒートで介助をしてもらい交配に成功。
グーのあの声を聞き、ベルのママも私も涙ぐむ。
それから64日後可愛いpuppyちゃん達誕生。 詳しい日記はココを見てね♪





◇HPをはじめるきっかけ◇


2001年11月Diseaseにも書いてありますが、カレンの血尿から始まった我が家のストラバイトとの闘い。
1生療法食でオヤツもダメ・・・と厳しい宣告を受けた。
なんで!グーとカレンだけこんな可哀想な思いをしなくちゃいけないんだ・・・と思うと涙に暮れる日々。
Diseaseにも書きましたが、療法食も食べてくれないし、色々と工夫を凝らしてはみるもののダメ。
また涙に暮れる。 
ストラバイトの病気の事をネットで調べまくってる私を見て、パパがHP作ってみたら?!と背中を押した。
PCが得意じゃなかった私には無謀な事だった。
でも作成ソフトを購入し、購入してパパがインストールしたものの私の重い腰はいっこうにあがらなかった。
するとHPスペースもパパが申し込んで確保。
取説も難しいので簡単図解入りの手引き書まで買ってきてくれた。
それからはじまった私のHP開設の意欲。
今にして思えば、きっとかなり落ち込んでいたんだろうな。でも今はHP開設を勧めて後悔してるかもしれない(笑)))




◇グーの病気◇


2002年の暮れ・・・・グーの様子が変だった。
忘れもしない、寝室の床にうずくまったまま動かなかった。子宮蓄膿だった。
生きた気がしなかった2003年の正月。
その後カレンの避妊手術を翌月にした。それ程に私にとってグーのあの姿はショックだった。
そして2007年春・・・・お腹に腫瘤を見つけてしまった。
いつものシュナ湿疹や脂肪じゃないのは感じていた。
そんな腫瘤を見つけてしまった事をかなり悔やんだ。 でも今となってみれば小さいうちに切除できて良かった。
腫瘤は良性だった。しかし、また再発する可能性が大との病理検査の結果を踏まえ、できものができにくい体質作り
免疫力をUP!!すべくまたご飯の見直しが始まった。
2007年は夏の終わりから今度はグーとカレンと両方とも数回蕁麻疹を発疹。
今思うと、この試行錯誤していた食事のセイでアレルゲンを引き出してしまったんだろう。。。





◇老い◇


老いを感じるのはまずは色素沈着(シミ)でしょう。
あとは湿疹が出来たり。脂肪の塊など、でしょう。
抱っこした時に「キャン!!!」と悲痛な声をあげた事があった。
それは背骨の感覚が狭くなっていたから・・・。
親子なのもあって、常にグーの後にはカレン・・・・という不安はつきない。
案の定、カレンも数年後同じ症状になった。
その時に、階段禁止令が病院から出た。 研修で来ていた頃から知っている1人の獣医さんに
「飼い主さんが老犬だという自覚をちゃんと持ってください」と一喝された。
その自覚が気をつける第1歩で長生きにつながるんであろう。
抱っこバックを購入し、廊下にも滑り止めマットを敷き、負担がかからないようにした。
それと同時期頃、歯がグラグラしてきた。 カレンの歯がグラグラするのはグーとたいして変わらない頃だった。
そう!!! 歯と目は遺伝が強く出るらしい。
カレンの父親は歯がかなり抜け落ちたらしい。そして目も白内がでていた。
カレンの目も光りの加減で白濁しているのが気になっていたので、調べると白内初期だった。
眼底検査をしたが、まだ視力はあるらしい。でもカレン・・・・最近よくぶつかってるの。。。
今更ながら、交配の難しさを知った。
行動はのんびりと寝てる時間も多くなったが、一緒にまったり〜する時間が多くなり
今までの年月を加え、愛おしさがどんどん深くなっていくのが自分自身でわかる。。。そして怖い。。。




◇別れ◇


2009年8月7日、グーの長男アンディが亡くなった。
命ある限り、いつかは来るであろう別れ。は頭の中ではちゃんと理解している。
5月の誕生日会の前に体調を崩したアンディ。 Diseaseのおまけのコーナーにもある【突発性免疫疾患】だった。
2年前、お向かいの黒ラブのるぱんが発症し、乗り切った病気。
るぱんは身体が大きかったので強い薬に勝った。
しかし、アンディはステロイドの投与で肝臓をやられ、死にいたってしまった。
グーとカレンとの別れ以外に、他の子供達とのお別れ・・・・。
想像していた以上に辛いお別れとなりました。 

アンディが亡くなってから1ヶ月弱の2009年9月3日、カレンの父親ベルも亡くなりました。
アンディが寂しくて呼んだのかな。。。。 こう 続くときっつい。

グーとカレンが愛おしくてたまらなくなるのは言うまでもない。
1日でも長く・1時間でも長く・1分でも長く・1秒でも長く、一緒に過ごせるようにママは努力を惜しまないよ。
いつまでも一緒に!!! ね。